主だった院内設備、機器

MRI

 Hitachi製の0.3テスラのオープン型です。両サイドが開いており、下肢の撮影時には頭部が装置外に出ますので、閉所恐怖症の方でも撮影可能となるケースが多いようです。
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体外衝撃波装置

 独ドルニエ社製のまだ非常に珍しい先進の治療機器で、腱炎・靭帯炎など多くの疼痛疾患の除痛を目的とした治療に使用されています。難治性足底腱膜炎のみが保険収載されていますが、難治性の肘の内外側上顆炎、肩石灰性腱炎、アキレス腱炎などにも有効です。
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 超音波エコー

 コニカミノルタ製の運動器専用エコーで、放射線被爆を回避しながら、リアルタイムで病変部の評価が可能です。当クリニックでは靭帯付着部の炎症程度の確認、関節リウマチの関節炎評価、関節内注射や頸椎神経根ブロック時の針位置確認などに使用しています。

骨密度測定装置(DXA)

 Hologic社製で、2種類のエネルギーのX線を測定部位に当てることにより骨成分を他の組織と区別して測定します。第2,3,4腰椎と大腿骨頚部の単位面積あたりの骨量を骨密度として表現されます。誤差が少なく、測定時間が短く、放射線の被爆量も少ないという利点があり、現時点では最も信頼の高い骨量測定法です。骨粗鬆症診断基準(2016年版)でもDXA法を用いて計測することが推奨されており、治療効果を判定する事が出来ます。

神経伝導速度検査

 末梢神経の評価に持ちますが、主に手根管症候群における正中神経の障害度を判定します。
前腕から電気信号を与え、手指に伝わってきた信号の速度や強度を測定します。痛みはありません。